インダストリアルクリーンルーム

用途により2つに分類されるクリーンルーム。こちらでは、工業品の製造工程で用いられるインダストリアルクリーンルーム(ICR)についてご紹介します。

インダストリアルクリーンルームとは

インダストリアルクリーンルームとは、主に空気中における浮遊微粒子の管理が行き届いた空間のこと。クリーンな環境を実現し、半導体産業をはじめとする、工業技術の発展を支えます。 また、クラス1~10のインダストリアルクリーンルームをスーパークリーンルームとも言います。

インダストリアルクリーンルームの特徴

基本目的 外部からの汚染防止
クラス
(清浄度)
1~100,000(個/ft3
対象粒子径 0.1~0.3μ
空間規模 大部屋中心
主な仕様・
設備
更衣室
エアタイトドア
アクセスフロア
エアシャワー
手洗い器
ジェットタオル
パスボックス

インダストリアルクリーンルームの用途

インダストリアルクリーンルームは、チリやホコリを嫌う精密機器の製造や研究・開発・実験の場として活躍しています。

IC-LSI 半導体 液晶
HDD 光学機器 ミニチュアベアリング
マイクロモーター 精密機械 電子製版
プリント基盤 時計 など  

インダストリアルクリーンルームの特徴

外界環境を遮断する強力シールド

パネルとパネルのジョイントは、標準仕様として防カビ用シリコンシーラント(脱オキシム型)で高気密性を維持し、振動にも強さを発揮します。

有効スペースの最大利用を実現

パネルとパネルのジョイントは、標準仕様として防カビ用シリコンシーラント(脱オキシム型)で高気密性を維持し、振動にも強さを発揮します。

フレキシブル、独立構造無柱式

金属板でサンドイッチ一体成型されたパネルは高強度で、耐蝕性にも優れた構造材です。十分な強度があるため、独立施工ができ、柔軟な設計プランをたてられます。