システム天井

ダウンブロー方式に対応しています。FFUを天井に設置する場合、OA(外気)若しくはRA(室内から帰ってきた空気)を各FFUに給気してやらなければ なりません。この給気する空気を溜めておく場所を気密性の高いパネルで部屋を作り、FFUのメンテナンス性を高める事の出来る天井方式です。プレナムチャンバー天井とも呼ばれています。

プレナムチャンバー天井の特徴

1、天井補強梁は、天井パネルに貫通部が必要ないため、高気密性を維持。

2、システム天井は、吊り位置、吊り元のフレキシブルなライン変更が可能。

3、内外圧差の高い天井でのたわみやエア抜けを防ぎ、初期性能を長く維持し、移設、増設にも対応。

4、システム天井は歩行可能でFFUメンテナンスに効果を発揮。

システム天井を構成する要素

ぶどう棚

フィルター支持受け部となる構造体。フィルター交換などの作業性にも配慮しています。

天井補強梁

天井パネルに貫通部を一切なくし、機密性を高めると同時に塵などの堆積を防ぐ独自構造です。

ULPAフィルター

半導体工場などのクラス100を越えるようなクリーンルーム用に開発されたフィルター。低格風量で粒径0.1ミクロンの粒子を99.999%以上捕集します。

天井メインフレーム

求められる清浄度に合わせて設置するフィルターユニットの大きさ・台数に応じて、さまざまな強度・構造があります。